PG&E は、北部・中部カリフォルニアの広い地域に電気とガスを送る大手公益会社だ。
広大な地域を独占的に担うため収入は本来安定するが、この会社を語るうえで欠かせないのが山火事リスクだ。過去には自社設備が原因の山火事で巨額の賠償を抱え、経営破綻に至った。再建後は安全対策と老朽設備の更新に集中投資し、配当も再開して立て直しを進めている。PCG を読むときは、規制下の安定収入と、山火事対策による信頼回復の進み具合を軸に見るとよい。
北部・中部カリフォルニアという広大で人口の多い地域を、独占的に担う規模が強み。規制に守られた地域独占ゆえに収入が安定し、破綻からの再建を経て、設備の安全対策と更新投資で立て直しを進める立ち位置にいる。
カリフォルニアの家庭や企業に電気とガスを送り届ける料金が収益の柱。料金は当局の認可で決まり、送配電網などの設備への投資に見合った利益が認められる仕組みになっている。広い地域を独占的に担うことで、安定した収入を得る構造になっている。
自社の設備が原因の山火事が起きると、巨額の賠償を抱えるリスクが最大の弱点で、過去には経営破綻にも至った。当局が料金引き上げを認めない場合や、金利上昇で巨額の設備投資の負担が重くなる場合も、業績の重しになる。
破綻からの再建を経て、配当を再開しつつ設備の安全対策と更新へ集中的に投資する経営。山火事リスクを抑える対策を最優先に、規制の枠内で投資を料金へ反映させ、信頼と財務を立て直す方針が特徴になっている。
自己資本や流動性に弱さがあり、本業は赤字で資金を消費している段階です。手元現金は今の燃焼ペースで1年未満分。黒字化の道筋が焦点になります。
前年比。3年の年平均は 4.8%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
今の現金燃焼ペースで手元資金がもつ年数。短いほど増資・借入の必要が迫る
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
PG&E は、北部・中部カリフォルニアの広い地域に電気とガスを送る大手公益会社だ。
広大な地域を独占的に担うため収入は本来安定するが、この会社を語るうえで欠かせないのが山火事リスクだ。過去には自社設備が原因の山火事で巨額の賠償を抱え、経営破綻に至った。再建後は安全対策と老朽設備の更新に集中投資し、配当も再開して立て直しを進めている。PCG を読むときは、規制下の安定収入と、山火事対策による信頼回復の進み具合を軸に見るとよい。
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