
PCOR
Procore Technologies建設という、デジタル化が遅れていた業界に特化し、現場の多くの関係者を一つの場に集めるソフトを広げた点が強み。元請けが導入すると、関わる下請けや設計者にも利用が広がる構造で、業界に深く根づく。建設に特化した機能と使いやすさで支持を集め、現場のデジタル化という長期の流れを取り込む立ち位置にいる。
建設会社や工事の発注者が、図面や工程、予算、安全、関係する業者とのやり取りを一つにまとめて管理するソフトの継続利用料が収益の柱。元請けから下請け、設計者まで多くの関係者が一つの場で情報を共有でき、紙やばらばらのやり取りで起きる手戻りを減らす。建設現場のデジタル化を支えるソフトを継続課金で提供して稼ぐ構造になっている。
景気後退や金利上昇で建設が冷えると、建設会社のソフトへの投資が絞られ、新規導入や利用拡大が鈍る。建設業界は景気の波を受けやすく、工事量の減少が利用に響く。競合の建設ソフトとの競争や、利益が安定するまでの先行投資の負担、解約も、収益の重しになりうる。建設需要に業績が左右される面を持つ。
配当を出さず、利益をソフトの機能強化と、新規顧客の獲得、関わる業者への利用拡大に振り向ける成長志向の経営。建設業界に特化した強みを生かし、元請けから関係者へ利用を広げて継続課金を積み上げながら、現場のデジタル化という流れを取り込んで利益の出る体質を固める方針が特徴。
建設の活発さと、業界のデジタル化、継続利用の広がりに依存する。建設会社がソフトに投資し続けるか、導入企業が解約せず関わる業者にも利用を広げられるか、紙や旧来のやり方からデジタルへの移行が進むか、そして競合と差をつける機能を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $2.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.3B(56%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$481M
- 他の流動資産$686M
- 固定資産$1.1B
- 流動負債$885M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.3B
- 売上成長率
- 14.8%
- 粗利率
- 79.5%
- 営業利益率
- −9.4%
- 純利益率
- −7.6%
- ROE
- −8.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $300M
- フリーCF
- $282M
- 営業CFマージン
- 22.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
PCOR の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…