まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
使い古したポリプロピレンを、燃やさず溶かさず、不純物だけを取り除いて新品に近い透明な樹脂へ再生する独自の技術が最大の強み。色やにおいの残る従来の再生材と違い、食品の容器にも使える品質を狙う。再生材を求める企業の需要と環境規制の追い風に乗る、プラスチック再生の新興の立ち位置にいる。
まだ本格的な売上は乏しく、当面は資金調達で工場の立ち上げを進める段階の会社。狙うのは、容器や包装に広く使われるポリプロピレンの使用済み品を集め、独自の技術で不純物や色、においを取り除き、新品に近い透明な再生樹脂へ生まれ変わらせること。環境規制と、再生材を求める企業の需要に乗る。工場が軌道に乗れば、再生樹脂の販売で稼ぐ構造を描く。
再生の工場は立ち上げが難しく、品質や歩留まりの問題で量産が遅れれば赤字が長引く。本格生産までは売上が乏しく、資金調達で既存株主の持ち分が薄まり続ける。原油から作る新品の樹脂が安くなれば、再生樹脂の価格の優位が薄れる。技術が想定どおりの品質を出せなければ、事業の前提が崩れる。
配当を出さず、調達した資金を再生工場の立ち上げと技術の改良に集中投下する経営。品質と量産の両立を最優先に置く。再生材を求める企業との契約を取り付けつつ、本格生産までの長い投資期間を資金調達でつなぐ方針が特徴になっている。
再生樹脂の需要と、量産の立ち上げ、資金繰りに依存する。容器や包装のメーカーが再生材への切り替えを進めるか、独自の再生技術を計画どおりの品質と量で量産できるか、環境規制が再生材の需要を後押しするか、そして赤字を抜けるまで資金を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $923M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $46M(5%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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