銀行に加え、保険と資産運用、設備のリースという手数料の事業を幅広く併せ持ち、金利に左右されにくい収入の柱を持つ点が最大の強み。地元に密着した長い関係と、買収で広げた地盤を持つ。単なる地方銀行にとどまらない、銀行と複数の手数料の事業を束ねた地域金融の立ち位置にいる。
オハイオ州を中心に、その周辺の中西部や東部の地域で、個人や中小企業から預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。地元に密着した対面の関係を重んじる。これに加え、保険の代理店や、富裕層向けの資産運用と信託の事業、設備のリースの事業も併せ持ち、手数料の収入を得る。買収で地盤を広げてきた。預金と貸出の金利差に、手数料を加えて稼ぐ構造になっている。
地域の景気の悪化は、融資の貸し倒れを増やす弱点になる。金利の急な変動は利ざやと保有する債券の価値を揺らす。預金者がより高い利息を求めて資金を移せば、調達の費用が上がる。買収を重ねた統合がうまくいかない恐れもある。地盤が特定の地域に偏るため、その不振が業績に響く。大手やネット銀行との競争も続く。
配当を出しながら、銀行と保険、資産運用、リースの事業を地域で堅実に回す経営。地元との密着した関係を軸に、選んだ同業の買収で地盤を広げる。金利に左右されにくい手数料の事業を併せ持つことで収入を分散し、貸し倒れの管理を効かせて着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
地域経済と、金利、手数料事業に依存する。地盤とする中西部や東部の地域の経済が、預金と融資の伸びを支えるか、金利の水準が利ざやに有利に働くか、保険や資産運用、リースの手数料の事業が安定して収入を生むか、そして買収した事業をうまく束ねられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $9.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(13%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$189M
- 長期借入金$204M
- 短期借入金$530M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $87M
- 売上成長率
- 2.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 155.4%
- 純利益率
- 123.1%
- ROE
- 8.8%
- ROIC
- 5.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $135M
- フリーCF
- $129M
- 営業CFマージン
- 155.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $58M
- 配当性向
- 54.4%
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