Phillips Edison & Company は、食品スーパーを核にした近隣型の商業施設に特化する不動産投資信託だ。
最大の強みは、ほぼ全物件を食品スーパー核に絞る、業界でも徹底した特化にある。食品の買い物は週に何度も発生し、ネット通販に最も置き換わりにくい。サービス型の小型テナントも来店頻度が高く、空室が埋まりやすい。日常の買い物動線という、景気にもネットにも強い立地を束ねている。一方で景気後退で小型テナントの経営が悪化すると撤退や不払いが増え、核のスーパー自体が閉店すると施設全体の集客が崩れる。金利の上昇は借入と取得採算、株価の重しになる。PECO を読むときは、スーパーの集客と小型テナントの入居率、賃料の引き上げを軸に見るとよい。

