PEGA
Pegasystems大企業の複雑で大量の業務を自動化するという専門分野で、深く入り込んだソフトを提供する点が強み。いったん基幹業務に組み込まれると切り替えが極めて難しく、長期の継続利用料を得られる。銀行や保険など規制の厳しい大企業を顧客に持ち、人工知能と組み合わせた業務自動化の需要を取り込める立ち位置にいる。
企業の業務の流れ(申請の処理や審査、顧客への対応など)を自動化するソフトと、顧客とのやり取りを管理するソフトの利用料が収益の柱。銀行や保険、通信などの大企業で、複雑で大量の業務を効率化するために使われる。クラウドでの継続利用へ移行を進めている。大企業の基幹的な業務に深く組み込まれるソフトで、継続課金を積み上げて稼ぐ構造になっている。
景気後退で大企業がIT投資を絞ると、新規導入や利用拡大が鈍る。導入に時間と手間がかかる大型のソフトで、企業の投資が先送りされると受注が振れる。大手の業務ソフトや、人工知能を使った新興の競合との競争、クラウド移行期の収益の変動も、収益の重しになりうる。大企業の投資動向に業績が左右される。
配当を出しつつ、クラウド型への移行と、人工知能を使った自動化の強化、継続利用の拡大に力を入れる経営。大企業の基幹業務に深く組み込まれる強みを生かし、クラウドへの移行で継続利用料を積み上げながら、人工知能による自動化の需要を取り込んで稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
大企業の業務自動化への投資と、クラウド利用の広がり、継続利用に依存する。大企業が業務の効率化や顧客対応にソフトを使い続けるか、クラウド型への移行で継続利用料を積み上げられるか、人工知能を組み込んだ自動化の需要を取り込めるか、そして競合と差をつけられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $787M(48%)。
開示から読める範囲ではおおむね健全
- 現金・現金同等物$212M
- 他の流動資産$766M
- 固定資産$654M
- 流動負債$738M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.7B
- 売上成長率
- 16.6%
- 粗利率
- 75.9%
- 営業利益率
- 15.1%
- 純利益率
- 22.5%
- ROE
- 50.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $505M
- フリーCF
- $491M
- 営業CFマージン
- 28.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $15M
- 配当性向
- 3.9%
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