PENN
PENN Entertainment地方都市の免許という新規参入のほぼ不可能な権益を全米最多級に束ねた点が最大の強み。地元の常連という底堅い客層は派手さはないが粘る。カジノの会員基盤をネット賭博の送客に使う構想は、成功すれば二重に稼ぐ仕組みになる、賭けの途上の立ち位置にいる。
中西部や南部の地方都市に数十のカジノを運営する遊技収入が収益の柱。地元の常連客が通う地域密着型で、派手なラスベガスとは別の商売になる。スポーツ賭博とネットカジノは大手メディアと組んだブランドで挑むが、先行投資が利益を圧迫してきた。施設の多くは不動産会社に売却済みで、賃料を払いながら運営で稼ぐ構造になっている。
地方経済の悪化はカジノの客足を直撃する。ネット賭博は二強が市場を握り、後発の出血が続けば撤退論が再燃する。施設を売って賃料を払う構造は、不況でも減らない固定費として重い。物言う株主の圧力は経営の方向を揺らし続ける。
配当を出さず、現金を自社株買いとネット賭博の投資に振り向ける経営。物言う株主との対話で投資の規律を強め、損失の上限を区切る。地方カジノの現金でネットの賭けを賄う方針が特徴になっている。
地方客の消費と、ネット賭博の損益、賃料の重さに依存する。地方のカジノ客の足が景気の波を越えて続くか、スポーツ賭博の投資が市場の上位として報われるか、提携ブランドの集客が獲得費用に見合うか、そして施設の賃料の固定負担を稼ぎ続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $14.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.8B(13%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約5年分
- 現金・現金同等物$687M
- 他の流動資産$480M
- 固定資産$13.1B
- 流動負債$1.5B
- 長期借入金$2.8B
- 短期借入金$38M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $7B
- 売上成長率
- 5.8%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −9.7%
- 純利益率
- −12.1%
- ROE
- −46.0%
- ROIC
- −11.3%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $508M
- フリーCF
- −$140M
- 営業CFマージン
- 7.3%
- 現金ランウェイ
- 約5年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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