Pfizer は世界有数の製薬大手だが、いまはコロナワクチンで急拡大した「反動」と、主力薬の特許切れに同時に直面する立て直しの途上にある会社だ。
幅広い治療領域に薬を持つ安定感が本来の強みで、コロナ特需で得た潤沢な資金もある。その資金を使い、買収で次の柱となる新薬を取り込もうとしているが、特需の反動と特許切れの穴は大きい。PFE を読むときは、足元の落ち込みだけでなく、買収と新薬で収益をどう立て直そうとしているかを軸に見るとよい。
幅広い治療領域をカバーする製品群と、世界中に張り巡らせた販売・製造網が強み。豊富な資金を使い、買収で有望な新薬や、がんなど成長領域の薬を取り込める規模を持つ。
ワクチンや、心臓・がん・感染症などの幅広い治療薬の販売が収益の柱。コロナ関連の製品で一時的に売上が急拡大したが、その反動が出ている。多くの治療領域に薬を持ち、安定収入と新薬を組み合わせて稼ぐ構造になっている。
主力薬の特許切れと、コロナ製品の需要急減が同時に重なると、売上が大きく落ち込む。買収した事業が期待した新薬を生まなかったり、薬価への規制が強まったりすると、回復が遠のく。
コロナ特需で得た潤沢な資金を、買収による次の柱づくりへ投じる立て直しモード。高い配当を維持しつつ、特許切れの穴を埋める新薬の獲得と、コスト削減を並行して進める経営にある。
自己資本・流動性ともに安定し、黒字を維持しながら財務の安全性も高い水準にあります。
前年比。3年の年平均は -14.8%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Pfizer は世界有数の製薬大手だが、いまはコロナワクチンで急拡大した「反動」と、主力薬の特許切れに同時に直面する立て直しの途上にある会社だ。
幅広い治療領域に薬を持つ安定感が本来の強みで、コロナ特需で得た潤沢な資金もある。その資金を使い、買収で次の柱となる新薬を取り込もうとしているが、特需の反動と特許切れの穴は大きい。PFE を読むときは、足元の落ち込みだけでなく、買収と新薬で収益をどう立て直そうとしているかを軸に見るとよい。
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