
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
組成と管理の両輪を大規模に併せ持ち、金利のどちらの局面でも稼ぎ口が残る設計が最大の強み。管理する顧客への借り換え提案という内部の送客網は、外部から客を買う競合より獲得費用が圧倒的に安い。銀行が後退した住宅金融の主役となった専業の、規模の利を握る立ち位置にいる。
住宅ローンの組成と、返済を回収して投資家に渡す管理業務の二本柱で稼ぐ。組成は仲介業者経由の買い取りが中心で、金利が下がるほど借り換えで膨らむ。管理業務の権利は金利が上がるほど価値が増し、組成の落ち込みを補う。全米最大級の管理残高から生まれる借り換えの内部送客も強みで、金利の両局面に備えた構造になっている。
金利の急変動は天秤の均衡を崩すことがあり、とくに急低下は管理権の評価損が先行する。住宅不況で延滞が増えると、回収費用が管理の利益を食う。政府系の保証制度の変更は商売の土台を揺らす。組成の市況が長く凍ると、規模を支える固定費が重くのしかかる。
配当を払いながら、利益を管理残高の積み増しと技術投資に回す経営。金利局面に応じて組成と管理の力点を機動的に切り替える。自動化で一件あたりの処理費用を下げ、規模の優位を固める方針が特徴になっている。
住宅ローン金利の動きと、管理残高の質、政府系の制度に依存する。金利低下で組成と借り換えが膨らむ局面が来るか、管理する数百万件のローンの延滞が低く保たれるか、政府系機関の保証制度が安定しているか、そして管理権の評価が金利に応じて想定通り動くかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $29.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.3B(15%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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