まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
新規の建設が難しい一等地の高級・大型ホテルを束ねた、再現できない資産が最大の強み。宴会場と客室を併せ持つ大型施設は、団体需要の回復を最も大きく受け止める。都市の活気が戻るほど価値が増す、ホテル不動産の大型の器の立ち位置にいる。
全米の主要都市とリゾートに持つ高級・大型ホテルの客室と宴会の収入が収益の柱。運営はホテルブランドに委ね、自らは建物を保有する大家になる。出張や学会、結婚式などの団体需要が大型ホテルの稼ぎ時で、不動産投資信託として収益の大半を配当で払う。客室単価と稼働率の積で稼ぐ構造になっている。
不況や感染症で出張と催事が止まると、宴会場を抱える大型ホテルは固定費だけが残る。都市部の治安や人出の悪化は集客を直撃する。重い借入は金利上昇下で配当の余力を削る。大型ホテルは改装投資もかさみ、需要の谷で重荷になる。
配当を維持しながら、採算の悪いホテルの売却と主要施設の改装に資金を回す経営。借入の管理を進め、物件を一等地に絞り込む。出張と団体の回復を待ちつつ資産の質を高める方針が特徴になっている。
出張と団体の需要と、都市の人出、金利に依存する。対面の会議や催事という大型ホテルの需要が戻るか、観光と都市の人出が客室を埋めるか、人件費の上昇を客室単価に転嫁できるか、そして金利が借入と配当株の評価を圧迫しすぎないかが、業績と配当を左右する大きな前提になる。
資産 $7.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.1B(41%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
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