Palomar Holdings は、地震保険の隙間から出発し、特殊な保険を次々と広げる新興の保険会社だ。
最大の強みは、地震という大手が嫌う危険を、データの精度と再保険の設計で収益に変えた発明にある。隙間の保険を次々と製品化する開発の速さは老舗にない身軽さで、災害の多い時代の危険の値付け屋として成長を続ける。一方で巨大地震が起きれば祖業の集中が試され、再保険の料率高騰や枠の縮小はリスクを渡す前提を崩す。高い成長を織り込んだ株価は四半期の引受悪化に敏感だ。PLMR を読むときは、保険料の成長と引受の利益率、再保険の条件を軸に見るとよい。
