PLMR
Palomar Holdings地震という大手が嫌う危険を、データの精度と再保険の設計で収益に変えた発明が最大の強み。隙間の保険を次々と製品化する開発の速さは、老舗にない身軽さになる。災害の多い時代に、危険の値付け屋として成長を続ける新興の立ち位置にいる。
カリフォルニアなどの住宅向け地震保険を祖業に、ハワイのハリケーン、農作物、海上輸送、零細事業者向けなど、大手が太く扱わない特殊な保険の引受収益が柱になる。地形や建物のデータで一軒ごとに値付けする精度が強みで、リスクの多くは再保険に渡す。保険料の急成長と引受の利益で稼ぐ構造になっている。
巨大地震が起きれば、祖業の集中が試される。再保険の料率高騰や枠の縮小は、リスクを渡す前提を崩す。新分野への拡大は不慣れな損害の波を呼び込みうる。高い成長を織り込んだ株価は、四半期の引受悪化に敏感に反応する。
配当を出さず、利益を新分野の引受能力と人材に再投資する成長優先の経営。リスクの保有は抑えて再保険で外に逃がし、保険料の成長を最優先する。創業経営者の下で隙間の製品開発を続ける方針が特徴になっている。
巨大災害の規模と、再保険の調達、値付けの精度に依存する。大地震やハリケーンの損失が再保険の防壁の内に収まるか、再保険の料率と枠を毎年確保できるか、データの値付けが新分野でも利益を守るか、そして高成長への期待に成長率が応え続けるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $943M(31%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$107M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $876M
- 売上成長率
- 58.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 22.5%
- ROE
- 20.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $409M
- フリーCF
- $409M
- 営業CFマージン
- 46.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
PLMR の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…