
景気敏感な事業で、配当も出す会社
送電線や通信線を支えるという、地味だが電力網と通信網に欠かせない金具に絞り込んだ専門性が最大の強み。長い歴史で築いた信頼と、世界各地の工場による現地供給の体制を持つ。電線が架かる限り尽きない交換と新設の需要に支えられ、目立たないが安定した地歩を持つ専業の立ち位置にいる。
送電線や通信の光ファイバーを、電柱や鉄塔にしっかり固定し、振動や張力から守るための金具や付属品を作って売るのが収益の柱。電線がたるんだり切れたりしないよう支える、地味だが欠かせない部品になる。電力会社や通信会社、その工事業者が顧客になる。世界各地に工場を持つ。電力網と通信網の維持と拡張に応じて稼ぐ構造になっている。
電力会社や通信会社の設備投資が縮むと、金具の需要が細る。景気後退や金利の上昇は、インフラへの投資を先送りさせる。金属の原材料費の高騰を価格に転嫁しきれなければ採算が痛む。世界各地に展開するため為替の変動も業績を揺らす。地味な部品ゆえ大きな成長は見込みにくい。
配当を続けながら、電力網と通信網の整備という安定した需要に応える経営。世界各地の工場で現地の需要に対応し、新興国の電化や通信の整備を取り込む。地味な専業に徹し、無理のない拡大と着実な株主還元を両立する方針が特徴になっている。
電力網と通信網の投資と、世界各地の需要、原材料費に依存する。老朽化した電力網の更新や送電網の増強に投資が向かうか、光ファイバーの敷設が続くか、新興国の電化や通信の整備が伸びるか、そして金属の原材料費を価格に転嫁できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $654M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $476M(73%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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