
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
燃料電池の運用実績で世界最大級の規模と、製造から利用までの一気通貫の布陣が最大の強み。大手小売の物流という確かな現場で技術を磨いてきた。水素が本当に立ち上がる日が来れば最も大きく報われる側に立つ、夢と現実の距離を測られ続ける旗手の立ち位置にいる。
倉庫のフォークリフトを動かす燃料電池と水素の供給契約が収益の土台で、大手小売の物流網に深く入り込む。これに、水を電気分解して水素を作る装置の販売と、自社の水素製造工場の燃料販売が加わる。緑の水素の生産から利用までを一気通貫で握る構想を掲げ、装置と燃料の両方で稼ぐ構造を目指している。
水素経済の立ち上がりは何度も遅れ、赤字と増資の繰り返しが株主の持分を薄め続けてきた。政策支援の縮小は採算の前提を崩す。燃料の供給契約は売るほど損の構造が長く続いた。資金繰りへの懸念が再燃すれば、信用と株価が同時に沈む。
配当はなく、資金を水素工場の建設と電解装置の量産に投じる拡大の経営。費用削減と値上げで損失の圧縮を急ぎ、政府の融資保証や提携で資金をつなぐ。装置の外販で構想より現金を優先する軌道修正が特徴になっている。
水素への政策支援と、装置の受注、資金の確保に依存する。税額控除など政府の水素支援が投資の採算を支えるか、電解装置の大型受注が世界で実るか、水素工場の稼働が燃料の損失を減らすか、そして巨額の赤字を埋める資金調達が続くかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $978M(38%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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