Plug Power は、倉庫の燃料電池から水素の製造装置まで手がける水素経済の旗手だ。
最大の強みは、燃料電池の運用実績で世界最大級の規模と、製造から利用までの一気通貫の布陣にある。大手小売の物流という確かな現場で技術を磨き、水素が本当に立ち上がる日が来れば最も大きく報われる側に立つ。一方で水素経済の立ち上がりは何度も遅れ、赤字と増資の繰り返しが株主の持分を薄め続けてきた。政策支援の縮小は採算の前提を崩し、資金繰りへの懸念が再燃すれば信用と株価が同時に沈む。PLUG を読むときは、損失の圧縮と装置の受注、資金調達の条件を軸に見るとよい。

