プール用品という特定分野に特化し、世界最大の専門卸として膨大な在庫と各地の拠点網を持つ点が強み。既存プールの維持には薬剤や部品が毎年欠かせず、繰り返し需要が収益を安定させる。工事・管理業者にとって欠かせない調達先になり、断片化した業界で買収を重ねてシェアを高めてきた立ち位置にいる。
家庭用プールの設備やポンプ、ろ過装置、水質を保つ薬剤、部品などを、プール工事・管理の業者に卸す流通が収益の柱。膨大な種類の商品を各地の拠点から供給する。新規のプール建設向けに加え、既存プールの維持・補修に使う薬剤や部品が毎年繰り返し売れる。プール用品に特化した専門卸として、幅広い品ぞろえと供給力で稼ぐ構造になっている。
景気後退や金利上昇で新規プールの建設が冷えると、その分の需要が落ち込む。新規建設は景気に敏感で大きく振れる。維持・補修の需要は底堅いが、薬剤など商品の価格下落や、競合との競争、住宅市況の悪化も、収益の重しになりうる。新規建設の波が業績を振らす要因になる。
配当を出しつつ、買収による拠点拡大と、在庫・物流の効率化、維持需要の取り込みに力を入れる経営。プール用品に特化した専門卸として、既存プールの繰り返し需要で安定を保ちながら、買収で拠点を広げてシェアを高め、新規建設の波を維持需要で和らげて稼ぐ方針が特徴になっている。
プールの維持・補修の需要と、新規建設、住宅市況に依存する。既存プールの薬剤・部品の繰り返し需要が底堅いか、新規プールの建設が活発か、幅広い在庫と素早い供給を保てるか、そして買収で拠点を広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。維持需要が収益の安定した土台になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(33%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$105M
- 他の流動資産$1.9B
- 固定資産$1.7B
- 流動負債$880M
- 長期借入金$1.2B
- 短期借入金$13M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $5.3B
- 売上成長率
- −0.4%
- 粗利率
- 29.7%
- 営業利益率
- 11.0%
- 純利益率
- 7.7%
- ROE
- 34.3%
- ROIC
- 19.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $366M
- フリーCF
- $310M
- 営業CFマージン
- 6.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $185M
- 配当性向
- 45.5%
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