配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
半導体やデータセンターが集積するオレゴンという、産業用の電力需要が構造的に伸びる地域を地盤に持つ点が強み。需要の伸びは設備投資の機会となり、規制下で収益基盤の拡大につながる。州の脱炭素方針に沿った再生エネと蓄電への投資も認可資産を積み増す。成長する規制事業という立ち位置にいる。
オレゴン州のポートランド都市圏を中心に、電気を発電・送配電し、家庭や企業に供給する料金が収益の柱。規制当局の認可を受けた料金で、地域の電力供給をほぼ独占的に担う。送配電網や再生可能エネルギーへの投資に応じた収益を認められる。半導体工場やデータセンターが集まる地域の電力需要を支え、規制された料金で稼ぐ構造になっている。
規制当局が料金の引き上げを認めないと、投資の回収が遅れ収益が伸び悩む。最大の地域リスクは山火事で、送電設備が出火源とされれば巨額の賠償につながりうる。金利の上昇は借入負担を重くし、異常気象による電力調達費の急騰や、再生エネ移行の投資負担も重しになりうる。
安定した配当を続けつつ、送配電網と再生エネ・蓄電への投資、規制当局との料金交渉、山火事対策に力を入れる堅実な経営。データセンターの需要増を設備投資と料金基盤の拡大につなげ、規制下で着実に回収しながら、地域の電化を支えて稼ぐ方針が特徴になっている。
規制当局が認める料金と、地域の電力需要、設備投資の回収に依存する。料金改定で投資の回収が認められるか、データセンターや半導体工場の進出で需要が伸びるか、再生エネと送電網への投資を着実に進められるか、そして金利の水準が、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $13.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.1B(31%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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