安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
鶏肉の生産で世界有数の規模を持ち、飼育から加工まで一貫して手がける効率と、米国・欧州・メキシコにまたがる生産網が強み。規模を生かして効率よく生産でき、市況で振れる生の鶏肉に対し、ブランドのある加工品が比較的安定した利益をもたらす。世界の鶏肉需要を取り込める大手の立ち位置にいる。
鶏の飼育から食肉への加工、調理済み食品の製造まで手がける鶏肉の生産・販売が収益の柱。米国や欧州、メキシコで、鶏を育てて加工し、スーパーや外食、食品メーカーに供給する。生の鶏肉に加え、加工品や調理済み食品も手がける。飼料を与えて育てた鶏を肉に加工して売る、市況に左右される構造になっている。
飼料となるトウモロコシや大豆の価格が高騰すると、生産コストが上がり採算が悪化する。鶏肉の相場は需給で大きく振れ、供給過剰の局面では値崩れする。鳥インフルエンザの流行は生産を直撃し、輸出規制も招く。生の鶏肉中心の事業は市況の波をまともに受け、業績が大きく振れる構造を持つ。
配当を出しつつ、加工品事業の強化と、一貫生産による効率化、飼料コストの管理に力を入れる経営。市況で振れる生の鶏肉を、加工品と一貫生産の効率で和らげ、世界の鶏肉需要を取り込みながら、飼料価格の変動に対応して着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
鶏肉の需要と相場、飼料となる穀物の価格、加工品の販売に依存する。鶏肉の消費が底堅いか、鶏肉の相場が高いか、飼料の穀物価格を抑えられるか、そして利益率の比較的高い加工品や調理済み食品を伸ばせるかが、業績を左右する大きな前提になる。鶏肉の相場と飼料価格の差が採算を左右する。
資産 $10.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.7B(36%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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