まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
金の採掘に、防衛や半導体に欠かせないアンチモンの国産供給という戦略的な価値を併せ持つ点が最大の強み。アンチモンの産出が海外に偏る中、国産の供給網を担う数少ない候補として、政府の支援を受けやすい。脱・海外依存という国策の追い風に乗る、資源開発の立ち位置にいる。
まだ生産前で売上はなく、当面は増資や補助で資金を集めて鉱山の開発を進める段階の会社。狙うのは、アイダホ州の鉱床から金を採掘し、同時に弾薬や半導体、電池に使われる希少金属アンチモンを取り出すこと。アンチモンは産出が中国などに偏り、国産の供給が安全保障上重視される。鉱山が立ち上がれば、金とアンチモンの販売で稼ぐ構造を描く。
鉱山の開発には巨額の資金と長い年数がかかり、許認可の遅れや費用の超過は重くのしかかる。生産までは売上がなく、増資で既存株主の持ち分が薄まり続ける。金とアンチモンの価格が下落すれば採算が崩れる。環境への影響をめぐる反対や訴訟が、計画を止めるおそれもある。
配当を出さず、増資や政府の支援で集めた資金を鉱山の開発と許認可の取得に集中投下する経営。金とアンチモンの一体生産という戦略的価値を掲げ、国の後押しを取り付ける。本格生産までの長い投資期間を、資金調達でつなぐ方針が特徴になっている。
金とアンチモンの価格と、開発の許認可、国の支援に依存する。金とアンチモンの価格が採算に見合う水準を保つか、環境などの許認可をくぐり鉱山を立ち上げられるか、国産の希少金属を求める政府の支援が続くか、そして開発を支える資金を確保できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $878M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $861M(98%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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