
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
神経の興奮を司るイオンの通り道(チャネル)に的を絞り、遺伝子の知見から薬を設計する専門性が特徴。一つの薬に賭けるのではなく、てんかんから震えまで複数の候補を並行して進め、どれかが当たれば大きい構えを取る。難しいが患者数の多い神経の病気で、複数の機会を持つ開発バイオの立ち位置にいる。
脳の神経細胞の興奮を調整する仕組みに狙いを定め、てんかんや本態性振戦(手の震え)などの治療薬を開発しており、まだ本格的な販売収益は出ていない。遺伝子の知見をもとに、原因に合わせた薬を設計する。複数の候補を並行して臨床試験にかけ、承認にこぎ着けて販売やライセンスで稼ぐことを目指す開発段階の構造になっている。
主要な臨床試験が失敗すると、企業の価値が大きく崩れる。神経の病気の試験は効果の測定が難しく、失敗の歴史も多い分野だ。本格的な収益が出るまで赤字が続き、開発資金を増資で賄えば株式の価値が薄まる。競合の治療薬が先行するリスクも、重しになりうる。値動きが極端に荒い。
配当を出さず、調達した資金を複数の臨床試験に並行投資する開発段階の経営。神経のチャネルという専門領域に集中し、候補を複数走らせて成功の確率を高めながら、試験の節目ごとに資金を確保し、承認まで開発をつなぐ方針が特徴になっている。
開発中の薬の臨床試験の成否と、資金の確保に依存する。てんかんや震えの試験で効果と安全性を示せるか、複数の候補のどれかが承認に届くか、大手との提携やライセンスで資金を補えるか、そして開発を続ける資金を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。試験結果が企業価値を決める。
資産 $938M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $878M(94%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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