小売店の自社ブランドの大衆薬を受託事業者として大量に作る、世界最大級の専門の立場が最大の強み。割安な薬を効率よく供給する規模と製造の力を持ち、節約志向の消費者の需要を取り込む。自社の名前で勝負する大手の薬の会社とは異なり、安さと供給の力で稼ぐ、自社ブランド向けの大衆薬の製造の立ち位置にいる。
薬局やスーパーの店頭に並ぶ、処方箋の要らない大衆薬を作るのが事業の柱。特徴は、自社の名前ではなく、小売店の自社ブランドの薬を受託事業者として大量に製造する点にある。痛み止めや風邪薬、胃薬、アレルギーの薬などを安く供給する。これに加え、自社の名前で売る健康関連の商品や、乳児用の粉ミルクも手がける。大衆薬と健康関連の商品の販売で稼ぐ構造になっている。
自社ブランドの薬は安さが売りのため、価格の競争が激しく利益率が薄い弱さを抱える。原料費や製造の費用が上がっても価格に転嫁しにくい。工場の品質の問題や供給の停滞は、信頼と売上を損なう。乳児用の粉ミルクなど一部の事業の不振が業績の重荷になることもある。大手の薬や、別の自社ブランドの製造会社との競争も続く。
配当を出しながら、製造の効率と規模で薄い利益率を補う経営。割安な自社ブランドの薬という、景気が悪いほど需要が増える事業を地道に回す。不振の事業の整理や買収で構成を見直しつつ、品質と供給の安定を守ることを重んじる方針が特徴になっている。
大衆薬の需要と、価格競争、製造の効率に依存する。割安な自社ブランドの薬を求める消費者の需要が景気の節約志向に支えられるか、小売店との価格の交渉で採算を保てるか、工場を効率よく動かして低い価格でも利益を出せるか、そして当局の品質の規制に応えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $8.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.9B(34%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$532M
- 他の流動資産$2.3B
- 固定資産$5.7B
- 流動負債$1B
- 長期借入金$3.6B
- 短期借入金$37M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $4.3B
- 売上成長率
- −2.8%
- 粗利率
- 35.1%
- 営業利益率
- −26.4%
- 純利益率
- −33.5%
- ROE
- −48.6%
- ROIC
- −13.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $239M
- フリーCF
- $145M
- 営業CFマージン
- 5.6%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $159M
- 配当性向
- —
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