PRIM
Primoris Services大規模太陽光の建設で全米有数の実績を持ち、送電網やガス管の工事も併せ持つ点が強み。電化とAIデータセンターの電力需要、再生エネの拡大という複数の追い風を、建設の現場で直接受け止める。受注残が積み上がる構造で先の収益が見えやすい、エネルギー転換の実働部隊の立ち位置にいる。
大規模な太陽光発電所の建設や、送電網・変電所の工事、天然ガスのパイプライン敷設といった、エネルギーインフラの建設工事を請け負う報酬が収益の柱。電力会社や再生エネの開発事業者を顧客に、設計から施工までを担う。再生エネと送電網という伸びる分野に軸足を置き、工事の受注を積み上げて稼ぐ構造になっている。
再生エネへの補助や税優遇が縮小されると、太陽光の建設需要が冷える。政策の変更が需要を直撃しうるのが最大のリスクだ。大型工事はコスト超過や工期の遅れが起きやすく、固定価格契約では損失が出る。人手不足と人件費の上昇、悪天候による遅延も、採算の重しになりうる。
配当を出しつつ、再生エネ・電力網工事への集中と、採算の良い案件の選別、人材の確保に力を入れる経営。電化と再生エネの建設ブームを取り込みながら、固定価格契約のリスクを管理し、受注残を積み上げて着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
再生エネ・電力網への投資と、受注残の積み上がり、工事の採算管理に依存する。太陽光やデータセンター向け電力の建設需要が続くか、送電網の更新投資が活発か、大型工事をコスト内で完成させられるか、そして技術者と作業員を確保できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $4.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.7B(38%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$536M
- 他の流動資産$1.8B
- 固定資産$2.1B
- 流動負債$1.8B
- 長期借入金$409M
- 短期借入金$61M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $7.6B
- 売上成長率
- 19.0%
- 粗利率
- 10.7%
- 営業利益率
- 5.4%
- 純利益率
- 3.6%
- ROE
- 16.4%
- ROIC
- 15.1%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $470M
- フリーCF
- $341M
- 営業CFマージン
- 6.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $17M
- 配当性向
- 6.3%
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