安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社

ネット決済で先行して築いた膨大な利用者と加盟店の基盤が最大の強み。買い手と売り手の双方に使われるネットワークを持ち、後払いや個人間送金へ広げられる。一方で、その優位が競争で削られつつあるのが現状でもある。
ネット通販や送金の決済を仲介し、取引のたびに得る手数料が収益の柱。買い手と売り手の間に立って支払いを安全に処理し、その対価を得る。後払いサービスや、ベンモという個人間送金アプリも手がける構造になっている。
競合の決済サービスにシェアや取引を奪われると、成長が鈍り手数料率も下がる。景気後退でネット消費が冷えたり、後払いサービスの焦げ付きが増えたりすると、収益の重しになる。かつての先行優位が薄れつつある点が課題だ。
配当を出さず、自社株買いと、収益性の改善・新サービスへの投資に資金を振り向ける経営。成長一辺倒から、利益率の改善とブランドの立て直しへ軸足を移し、競争の中で稼ぐ力を取り戻そうとする方針が特徴。
ネット通販と個人の決済の需要に依存する。膨大な利用者と加盟店をどれだけ活発に使ってもらえるか、そしてアップルやブロックなど競合との競争の中でシェアと手数料率を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $80.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $20.3B(25%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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