高い利益率と資本効率。値上げ力のある独占的な会社
スマホ向け半導体の高い実力に加え、通信技術の基本特許を握る独自の二刀流が強み。端末が売れるほど特許料が入る仕組みを持ち、その技術を車やAI機器へ広げられる蓄積もある。
稼ぎは二本柱。スマホの頭脳となる半導体の設計・販売と、自社が持つ通信技術の特許を端末メーカーに使わせて得るライセンス料だ。製造は外部に任せ、設計と特許という身軽で高利益な部分で稼ぐ構造になっている。
スマホ市場が成熟して販売が伸び悩むと、半導体と特許の両方が鈍る。大口顧客が自前で半導体を作る動きや、特許料をめぐる訴訟・交渉のこじれも、収益を揺らすリスクになる。
安定した配当と自社株買いで株主に還元しつつ、スマホ依存からの脱却へ投資する方針。車載やパソコン、AI機器といった新分野へ半導体を広げ、収益源を多角化する動きを進めている。
世界のスマホ販売と、通信技術の特許が各社に使われ続けることに依存する。スマホ依存を脱するため、車載や パソコン、AI機器へ半導体を広げられるかが、成長の前提になる。
資産 $50.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $21.2B(42%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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