Qualcomm は、スマホの頭脳となる半導体で知られるが、もう一つ「通信技術の特許で稼ぐ」という独自の顔を持つ会社だ。
スマホが世界で売れるほど、同社の半導体だけでなく、通信の基本特許の使用料も入ってくる。この二刀流が高い利益を生んできた。ただスマホ市場は成熟しつつあり、車載やAI機器へ半導体を広げて依存を脱せるかが課題だ。QCOM を読むときは、スマホ依存の現状と、新分野への広がりという二つの軸で見るとよい。

スマホ向け半導体の高い実力に加え、通信技術の基本特許を握る独自の二刀流が強み。端末が売れるほど特許料が入る仕組みを持ち、その技術を車やAI機器へ広げられる蓄積もある。
稼ぎは二本柱。スマホの頭脳となる半導体の設計・販売と、自社が持つ通信技術の特許を端末メーカーに使わせて得るライセンス料だ。製造は外部に任せ、設計と特許という身軽で高利益な部分で稼ぐ構造になっている。
スマホ市場が成熟して販売が伸び悩むと、半導体と特許の両方が鈍る。大口顧客が自前で半導体を作る動きや、特許料をめぐる訴訟・交渉のこじれも、収益を揺らすリスクになる。
安定した配当と自社株買いで株主に還元しつつ、スマホ依存からの脱却へ投資する方針。車載やパソコン、AI機器といった新分野へ半導体を広げ、収益源を多角化する動きを進めている。
強固な財務基盤を持ち、黒字を保ちながら長期の成長投資を支える高い安全性があります。
前年比。3年の年平均は 0.1%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Qualcomm は、スマホの頭脳となる半導体で知られるが、もう一つ「通信技術の特許で稼ぐ」という独自の顔を持つ会社だ。
スマホが世界で売れるほど、同社の半導体だけでなく、通信の基本特許の使用料も入ってくる。この二刀流が高い利益を生んできた。ただスマホ市場は成熟しつつあり、車載やAI機器へ半導体を広げて依存を脱せるかが課題だ。QCOM を読むときは、スマホ依存の現状と、新分野への広がりという二つの軸で見るとよい。
読み込み中…