まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
脳の中でも狙った受容体だけに精密に働きかけ、副作用を抑えることを目指す独自の発想の薬が最大の強み。全体に作用して眠気などを招きやすい従来の薬の弱点を避けることを狙う。てんかんから神経の痛みまで複数の脳神経の病気へ広げる筋道を持つ、脳神経の病気に挑む臨床バイオの立ち位置にいる。
てんかんや神経の痛みといった、脳と神経の病気を主な標的に薬を開発するのが事業の柱。特徴は、脳の中でも狙った受容体だけに精密に働きかけ、全体に作用する従来の薬より副作用を抑えることを目指す独自の発想にある。主力の候補は、部分的なてんかんなどを狙う。承認薬はまだなく、当面は資金調達で試験を進める段階の構造になっている。
主力候補が試験で効き目や安全性を示せなければ、価値が大きく傷む。脳と神経の病気の薬は試験が難しく、結果のばらつきも大きい。承認薬がなく売上が乏しいまま赤字が続き、増資で持ち分が薄まる。てんかんや神経の痛みには既存の薬や大手の候補も多く、競合の先行の恐れもある。試験の結果一つで株価が大きく振れる。
配当を出さず、現金を主力候補の試験に集中投下する経営。一度に多くの候補を広げず、見込みの高い脳神経の病気の候補に資源を絞る。副作用を抑える独自の発想を軸に、資金調達で承認までの長い赤字の期間をつなぎ、試験の節目で価値を高めていく方針が特徴になっている。
主力候補の試験と、資金繰り、適応の拡大に依存する。部分的なてんかんを狙う主力候補が試験で効き目と安全性を示せるか、神経の痛みなど他の脳神経の病気へ適応を広げられるか、承認まで長く続く開発の資金を調達で支えられるか、そして副作用を抑える独自の発想が他社にない強みとして評価されるかが、株価を左右する大きな前提になる。
資産 $512M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $485M(95%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…