Royal Caribbean は、モノではなく「船の上での体験」を売る会社で、その業績は人々の旅行への意欲にそのまま左右される。
新しい大型船や専用島といった体験の魅力で、価格を上げても客を集められるブランド力が強みだ。一方でクルーズは巨額の船投資と借金を伴い、景気が冷えれば稼働率も単価も落ちる、振れの大きいビジネスでもある。RCL を読むときは、旅行需要という追い風の強さと、重い借金・景気敏感さという弱点を、セットで見るとよい。

大型で新しい船と、独自の専用島などの体験を組み合わせ、価格を上げても選ばれるブランド力が強み。船という供給を自社で握るため、需要が強い局面では単価を伸ばしやすい。
クルーズ船の乗船料が収益の柱。これに船内での飲食・カジノ・ツアーなどの追加消費が加わる。大型船を高い稼働率で動かし、一人あたりの単価を上げることで利益を積み上げる構造になっている。
景気後退で旅行支出が冷えると、稼働率と単価の両方が下がり利益が大きく振れる。燃料高や、感染症・地政学リスクで運航が止まると打撃が大きく、重い借金の利払いも重しになる。
コロナ禍の打撃で膨らんだ借金の返済を進めつつ、新型船への投資で稼ぐ力を高める方針。需要回復に合わせて配当を再開し、株主還元と財務の立て直しを両立させる経営にある。
自己資本や流動性に弱さが見られます。財務の安全性には注意が必要です。
前年比。3年の年平均は 26.6%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Royal Caribbean は、モノではなく「船の上での体験」を売る会社で、その業績は人々の旅行への意欲にそのまま左右される。
新しい大型船や専用島といった体験の魅力で、価格を上げても客を集められるブランド力が強みだ。一方でクルーズは巨額の船投資と借金を伴い、景気が冷えれば稼働率も単価も落ちる、振れの大きいビジネスでもある。RCL を読むときは、旅行需要という追い風の強さと、重い借金・景気敏感さという弱点を、セットで見るとよい。
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