まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
衛星や宇宙ステーションの構造物から、宇宙での製造の実験設備まで幅広く手がける品揃えが最大の強み。ロケットそのものではなく、宇宙で使う部品や設備という裏方に徹し、多くの宇宙計画に部品を供給する。買収で技術を集め、防衛の無人機分野にも広げる、宇宙インフラの新興の立ち位置にいる。
人工衛星や宇宙ステーションに使う展開式の構造物や太陽電池の翼、姿勢を制御する部品、宇宙空間でものを作る実験設備などを手がけ、政府や衛星メーカーへ納めるのが収益の柱。米航空宇宙局や軍、商業の宇宙事業者が主な顧客になる。買収で品揃えと技術を集めてきた。受注した案件の納入と、無人機など防衛分野の拡張で稼ぐ構造になっている。
宇宙予算の削減や、政府の計画の遅れは受注を直接細らせる。複数の事業を買収で寄せ集めたため、統合がもたつけば採算が安定しない。宇宙への投資の熱が冷めれば、資金調達と受注の両方が鈍る。黒字化までは赤字が続き、増資で既存株主の持ち分が薄まる恐れがある。
配当を出さず、現金を買収による技術の取り込みと事業の拡大に充てる経営。積み上げた受注残の着実な納入を重んじる。宇宙の構造物に加え、防衛の無人機など隣接する分野へ広げて受注の幅を作る方針が特徴になっている。
宇宙予算と、受注残の消化、宇宙投資の活況に依存する。米航空宇宙局や軍の宇宙への予算が続くか、積み上げた受注残を計画どおり納入できるか、宇宙の商業化と民間投資の熱が続くか、そして赤字を抜けるまで資金を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.1B(73%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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