RENX
RenX Enterprises廃材の収集から加工まで自前の車両と工場で完結させる点は、土や堆肥を仕入れて売るだけの同業とは違う。ただし出自は住宅開発で、社名も事業もここ数年で入れ替わってきた。
買収した子会社Resource Groupが、造園業者やゴルフ場、自治体から出る庭木や芝の廃材を集め、土壌改良材や敷きマルチに加工して売る。集荷は自社のグラップルトラックを持つZEIが担い、フロリダのマイアッカシティ工場で処理まで一貫して行う。
もとは住宅開発の会社で、2025年6月に有機物リサイクルの会社を買って主力を差し替えたばかりだ。トラックの燃料費や人件費など処理業特有の固定費が重く、住宅地の売却が長引けば運転資金は細る。
住宅開発で抱えた土地を売って現金に換えながら、買収した廃棄物処理へ資源を移す組み替え型の経営。2021年の設立から社名も主力も入れ替えており、一つの事業を腰を据えて磨く型ではない。
造園業者や自治体からどれだけ安定して廃材を集められるかと、処理施設の稼働率に左右される。2026年に第1段階の稼働を目指す粉砕設備Microtec UTM 1200が計画どおり動くか、住宅開発の時代に残った土地をいつ現金化できるかも近い節目になる。
この会社をどう読むか
RenX Enterprisesは、社名からも現在の主力からも中身が想像しにくい会社だ。2021年にプレハブ住宅を開発するSGB Development Corpとして出発し、不動産向けの人工知能にも手を伸ばしかけて引っ込めた。
2025年6月のResource Group買収で、収集から加工までを自前で抱える形に変わった。子会社ZEIのグラップルトラックが造園業者やゴルフ場から廃材を集め、フロリダのマイアッカシティ工場で土や敷きマルチに変える。
バランスシート (要約)
資産 $35M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4M(12%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$54K
- 他の流動資産$3M
- 固定資産$33M
- 流動負債$22M
- 長期借入金$8M
- 短期借入金$21M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $8M
- 売上成長率
- 3860.7%
- 粗利率
- 29.1%
- 営業利益率
- −151.5%
- 純利益率
- −194.1%
- ROE
- −363.1%
- ROIC
- −29.4%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- —
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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