RES
RPC油田サービスでは珍しく、借金をほとんど持たない健全な財務が最大の強み。価格が崩れる不況の局面でも資金繰りに余裕があり、無理な値下げに追われず波を乗り切れる。水圧破砕を中心に幅広い役務を手がけ、財務の堅さで同業との違いを出す、油田サービスの立ち位置にいる。
石油やガスを掘る会社に代わって、油井の生産を支える各種の作業を請け負うのが事業の柱。柱は、地層に高い圧力で水と砂を送り込んで岩を割り、原油やガスを取り出しやすくする水圧破砕で、これに加えて坑井の仕上げや測定、機材の貸し出しなど幅広い役務を手がける。掘削会社の現場で作業する。作業した井戸の数と稼働、原油価格に左右される発注で稼ぐ構造になっている。
原油や天然ガスの価格の下落は、掘削会社の活動を絞らせ、油田サービスの発注を一気に細らせる最大の弱点になる。水圧破砕は同業が多く、設備が余ると価格競争で採算が崩れる。設備は消耗が激しく、維持や更新の費用が重い。掘削の活動は景気と価格に振られ、業績の波が非常に大きい事業の性質を抱える。
配当を出しながら、借金をほとんど持たない健全な財務を守ることを最優先に置く経営。原油価格の波に備えて手元の現金を厚く保ち、好況に設備を増やし不況に絞る柔軟さを持つ。財務の堅さを強みに、波の大きい油田サービスを無理なく回す方針が特徴になっている。
原油価格と、掘削活動、設備の稼働に依存する。原油や天然ガスの価格が高く掘削が活発で油田サービスの需要が続くか、水圧破砕の設備の稼働を高く保てるか、価格の競争で採算を保てるか、そして借金の少ない健全な財務を生かして波を乗り切れるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.1B(75%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$210M
- 他の流動資産$494M
- 固定資産$764M
- 流動負債$217M
- 長期借入金$30M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.6B
- 売上成長率
- 15.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 2.8%
- 純利益率
- 2.0%
- ROE
- 2.9%
- ROIC
- 3.1%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $201M
- フリーCF
- $53M
- 営業CFマージン
- 12.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $35M
- 配当性向
- 109.5%
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