
REYN
Reynolds Consumer Products製品の名前がそのまま分野の代表例になるほどのブランドの浸透が最大の強み。同時に小売店の自主企画品も自社工場で作るため、節約志向で客がブランドを離れても売上が社内に残る。景気に関係なく使われ続ける消耗品ばかりを揃えた、不況に強い日用品の定番の立ち位置にいる。
台所で使うアルミホイルや調理用シート、ゴミ袋や食品保存袋、使い捨て食器の販売が収益の柱。どれも全米の家庭で日常的に消費される消耗品で、買い替えが絶えない。看板ブランドの製品と、小売店の自主企画品の製造を両方手がけており、消費者がどちらを選んでも売上になる二つの事業で稼ぐ構造になっている。
アルミや樹脂の価格が急騰し、値上げが追いつかないと利幅が潰れる。値上げのしすぎは客を安い代替品へ押し流す。売上の大半を握る少数の大手小売店との力関係は弱く、棚の縮小や値下げ圧力に逆らいにくい。使い捨てプラスチックへの規制強化は、ゴミ袋や食器の事業への長期の逆風になる。
安定した配当を続けながら、工場の自動化と物流の効率化でコストを削る堅実な経営。派手な新製品より、定番品の改良と生産性の改善を積み重ねる。ブランド品と自主企画品の二本立てで需要の振れを吸収する方針が特徴になっている。
家庭の消費の底堅さと、原材料コスト、小売店との関係に依存する。アルミや樹脂の価格上昇を値上げで転嫁できるか、節約志向の客が自主企画品に流れても自社の製造で受け止められるか、大手小売店の棚を守れるか、そして調理や持ち帰りの生活習慣が消費を支え続けるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $4.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.3B(46%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$147M
- 他の流動資産$969M
- 固定資産$3.8B
- 流動負債$577M
- 長期借入金$1.6B
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.7B
- 売上成長率
- 0.7%
- 粗利率
- 24.6%
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 8.1%
- ROE
- 13.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $477M
- フリーCF
- $316M
- 営業CFマージン
- 12.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $192M
- 配当性向
- 63.8%
REYN の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…