配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
専門職派遣という分野を作った老舗の看板と、世界に張られた拠点と人材の名簿が最大の強み。経理と法務という景気に関わらず必要な機能に絞り、規制の複雑化が需要を底支えする。傘下のコンサルとの相互送客は、単なる派遣会社にない深さの立ち位置にいる。
経理や財務、法務、IT分野の専門職を企業に派遣し紹介する手数料が収益の柱。決算期や繁忙期の臨時需要から正社員の紹介までを担う。傘下のコンサルティング会社は内部統制や監査の支援を請け負い、派遣と助言の組み合わせで企業の管理部門に深く入り込む。雇用の需給で稼ぐ構造になっている。
派遣は景気後退で真っ先に切られる調整弁で、業績は雇用の波を増幅して受ける。在宅勤務と人材の直接採用の広がりは、仲介の取り分を細らせる。人工知能が経理事務を置き換える流れは、派遣の母集団そのものを長期で削る。単価の高い人材ほど自力で職を探す時代の逆風もある。
連続増配を守りながら、無借金の財務で景気の谷を耐える経営。拠点と人材の名簿という資産を保ち、回復局面で一気に稼ぐ型を繰り返してきた。人工知能の活用で照合の効率を高める方針が特徴になっている。
企業の採用意欲と、専門職の需給、コンサル需要に依存する。景気と企業収益が臨時と正規の採用を支えるか、経理や監査の人材不足が単価を保つか、傘下コンサルの規制対応の需要が続くか、そして人工知能による事務の自動化を派遣の新需要に変えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.3B(45%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
読み込み中…