Rithm Capital は、住宅ローンの管理権という独特の資産で稼ぎながら、資産運用会社への転身を進める金融会社だ。
最大の強みは、金利上昇で価値が増える管理権と、金利低下で潤うローン組成を一体で持つ、天秤のような事業設計にある。大手銀行が手放した住宅金融の裏方業務の受け皿となり、規模で優位に立つ。一方で急な利下げは借り換えを誘発して主力資産の価値を直撃し、不況は回収コストを膨らませる。事業の複雑さゆえに株価は資産価値より割安に放置されやすく、借入構造は資金市場の混乱に弱い。RITM を読むときは、金利の方向と管理権の価値、運用事業の手数料の伸びを軸に見るとよい。
