RMBS
Rambusメモリを高速化する技術で長年蓄積した特許と、それを実装した専用チップを併せ持つ点が強み。特許の使用料という利益率の高い安定収入を持ち、AIやデータセンターで大容量・高速メモリの需要が高まる流れを、チップと技術の両面で取り込める立ち位置にいる。
メモリと処理装置の間のデータのやり取りを高速化・安定化させる専用チップの販売と、自社が持つ技術特許の使用料(ライセンス)が収益の柱。サーバー向けの高性能メモリ周りで使われる。チップの販売に加え、長年蓄積した特許を半導体メーカーに使わせて得る使用料で、二つの源から稼ぐ構造になっている。
半導体市況やサーバー投資が冷えると、チップの需要が落ちる。特許の有効期限切れや、ライセンス交渉のもつれは、安定収入だった使用料を細らせる。新しいメモリ規格への対応が遅れることや、競合との競争も、収益の重しになりうる。
配当を出さず、稼いだ資金を高性能メモリ向けチップの開発と、特許の拡充に振り向ける経営。利益率の高い特許使用料を土台に、最新のメモリ規格に対応するチップを開発し、データセンターの需要を取り込んで稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
データセンター向けの高性能メモリの需要と、特許使用料の継続に依存する。AIやサーバーで大容量・高速メモリの需要が伸びるか、最新のメモリ規格に対応するチップを出せるか、そして特許のライセンス契約を維持・更新できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.4B(89%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$183M
- 他の流動資産$806M
- 固定資産$541M
- 流動負債$121M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $708M
- 売上成長率
- 27.1%
- 粗利率
- 79.6%
- 営業利益率
- 36.8%
- 純利益率
- 32.6%
- ROE
- 16.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $360M
- フリーCF
- $333M
- 営業CFマージン
- 50.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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