
RRR
Red Rock Resortsラスベガス住民の9割超が、同社のどれかの施設から5マイル以内に住んでいる。大通りの一等地ではなく住宅街の角を先に押さえる戦い方で、賭博の許可がついた開発用地を市内に6か所も温存している。
ラスベガス圏に大型7施設と小型13施設を構え、稼ぎの中心はカジノで、そのうち約8割はスロット機から生まれる。2025年からは、フレズノ近郊のモノ族が計画する施設の開発と運営を請け負う手数料も売上に載り始めた。
地元経済が冷えると、観光地のように他州からの客で穴を埋められず、来店回数が直に落ちる。ネバダ州は税収の多くを賭博に頼るので、州議会が税率の引き上げに動けば利益がそのまま削られる。
1976年から続くステーションカジノズを土台に、人口が伸びる方角の土地を先に仕込み、需要が育ったところで一棟ずつ開ける進め方をとる。四半期ごとの配当を続けながら、開業と改装の借入は施設が生む現金で返していく。
ラスベガス都市圏の人口と雇用がそのまま来店客数になるため、住民が増え続けるかが重要条件になる。加えて2023年末に開いたデュランゴのような新規開業には多額の借入が要り、その回収の速さが数年先の利益を決める。
この会社をどう読むか
Red Rock Resorts の客は、飛行機で降りる観光客ではなく、車で十分の距離に住む近所の人だ。
ラスベガス住民の9割超が同社のどれかの施設から5マイル以内に住み、16スクリーンの映画館や72レーンのボウリング場、託児所まで備えて日常の遊び場になっている。カジノ収入の約8割はスロットで、現金商売のため売上の増減がそのまま手元の資金に響く。2025年からはフレズノ近郊のモノ族が計画する施設の開発を請け負う手数料も入り始め、自分で建てるだけの会社ではなくなりつつある。
バランスシート (要約)
資産 $4.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $208M(5%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
- 現金・現金同等物$142M
- 他の流動資産$144M
- 固定資産$3.9B
- 流動負債$363M
- 長期借入金$3.4B
- 短期借入金$17M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2B
- 売上成長率
- 3.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 29.7%
- 純利益率
- 9.3%
- ROE
- 90.3%
- ROIC
- 13.1%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $610M
- フリーCF
- $291M
- 営業CFマージン
- 30.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $121M
- 配当性向
- 64.2%
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