RUSHA
Rush Enterprises大型トラックの販売店網として全米最大の規模を持ち、部品と整備という安定した収益の柱を併せ持つ点が強み。トラックは止まると荷主への損害が出るため、整備網の広さと速さがそのまま競争力になる。販売の波を部品・整備が下支えする構造で、商用車流通の要の立ち位置にいる。
大型から中型までの商用トラックの新車・中古車販売が収益の柱。全米に広がる販売店網で、運送会社や建設業者にトラックを売る。これに、利益率の高い部品の販売と整備、レンタルやリース、金融の仲介が加わる。トラックは稼働が命のため、部品と整備の需要が景気を問わず発生する。販売とアフターサービスの両輪で稼ぐ構造になっている。
貨物運賃の市況が低迷すると、運送会社が買い替えを先送りし、新車の販売が落ち込む。トラック販売は景気と運賃市況の波をまともに受ける。金利の上昇は車両ローンを重くし、在庫の負担も増す。排ガス規制の変更は需要の山谷を作り、計画を狂わせることもある。
配当を出しつつ、販売店網の拡充と、部品・整備事業の強化、在庫と金利コストの管理に力を入れる経営。市況で振れる新車販売を、部品・整備の安定収益で支え、買収で販売網を広げながら、商用車の生涯にわたる需要を取り込んで稼ぐ方針が特徴になっている。
トラックの買い替え需要と、貨物輸送の景気、部品・整備の稼働に依存する。運送会社が車両を更新する意欲があるか、排ガス規制の前倒し需要が出るか、稼働中のトラックの部品・整備需要を取り込めるか、そして金利が車両ローンに与える影響が、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $4.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.2B(50%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$213M
- 他の流動資産$1.9B
- 固定資産$2.3B
- 流動負債$1.5B
- 長期借入金$275M
- 短期借入金$127K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $7.4B
- 売上成長率
- −4.7%
- 粗利率
- 19.6%
- 営業利益率
- 5.3%
- 純利益率
- 3.5%
- ROE
- 12.0%
- ROIC
- 12.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $862M
- フリーCF
- $462M
- 営業CFマージン
- 11.6%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $58M
- 配当性向
- 22.1%
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