配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
破綻で借金を落とした財務の身軽さと、船齢の若い船団の質が最大の強み。新造船の途絶えた業界では、既存の最新鋭船が市況の回復を総取りする。自社株買いで還元する規律も備えた、市況産業の生き残りの立ち位置にいる。
深海の油田を掘る掘削船とリグを石油会社に貸す、日割りの掘削料が収益の柱。船齢の若い最新鋭の船団に絞り、ブラジルや米国湾岸、西アフリカの深海で稼働させる。破綻処理で借金を落とし、契約の積み上げと日額の回復で稼ぐ構造になっている。
油価の急落は深海の投資から削られ、日額と稼働が崩れる。業界の歴史は破綻の繰り返しで、供給の規律はいつも脆い。契約の谷間は船の係留費だけが残る。エネルギー転換の長期の流れは深海の新規開発を細らせうる。
配当はなく、市況の現金を自社株買いに振り向ける還元の経営。船団は最新鋭に絞り、古い船は売却する。契約の長短を組み合わせ、谷に備える方針が特徴になっている。
深海開発の投資と、日額と稼働、船団の契約更新に依存する。油価が深海の大型開発を正当化する水準を保つか、掘削船の需給の締まりが日額を支えるか、契約の切れ目をつながずに埋められるか、そして船の維持費と検査をこなせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.9B(72%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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