安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
個人向けの資産管理という比較的安定した事業と、波の大きい投資銀行業を併せ持ち、収益を補い合える点が強み。富裕層向けの手厚い助言で預かり資産を積み上げ、中堅企業に強い投資銀行業で案件を取り込む。買収を重ねて営業員と拠点を広げ、独立系の中堅金融として規模を築いてきた立ち位置にいる。
個人投資家や富裕層に、株式の売買や資産運用の助言を提供する証券・資産管理事業の手数料と、中堅企業向けの合併・買収の助言や資金調達を担う投資銀行業務の報酬が収益の柱。これに、預かった資金の運用や貸付からの利息が加わる。資産管理と投資銀行の両輪に、買収で広げた拠点網を生かして稼ぐ構造になっている。
相場の下落で預かり資産が目減りすると、資産管理の手数料が減る。景気後退でM&Aや資金調達が冷えると、投資銀行の報酬が落ち込む。金利の急変は利息収入を揺さぶる。優秀な人材の流出や、買収した事業の統合の難しさ、相場急変時の損失も、収益の重しになりうる。相場と金融市場の動向に業績が左右される。
配当を出しつつ、優秀な営業員・バンカーの獲得と、買収による拠点拡大、資産管理事業の強化に力を入れる経営。安定した資産管理と波の大きい投資銀行業を組み合わせて収益を補い合い、買収で規模を広げながら、相場や金融市場の波に対応して稼ぐ方針が特徴になっている。
預かり資産の残高と、相場の動向、M&Aの活発さ、金利に依存する。相場が上昇し預かり資産が増えれば資産管理の手数料が伸びる。M&Aや資金調達が活発な時期は投資銀行の報酬が伸びる。優秀な営業員やバンカーを確保できるか、そして金利が利息収入にどう影響するかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $41.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6B(14%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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