ServisFirst Bancshares は、支店網をほぼ持たず、法人営業の腕だけで南部に広がる地方銀行だ。
最大の強みは、業界平均の半分という経費率の低さにあり、同じ利ざやでも残る利益が桁違いになる。支店も装飾も削ぎ落とし、法人担当者の人間関係だけに投資する割り切りは創業以来の文化で、新都市への進出も採用だけで完結する。一方で景気後退で法人貸出の貸し倒れが増えると利益の源泉が直接傷む。支店という接点を持たない分、預金獲得では高い金利を払いやすく、成長の速さは審査の緩みと隣り合わせになる。SFBS を読むときは、貸し倒れと預金コスト、新都市の立ち上がりを軸に見るとよい。
