
SGRY
Surgery Partners入院の要らない日帰りの手術に特化し、大病院より低コストで速い手術の場を全米に広げた点が最大の強み。医療費の抑制で、手術が大病院から日帰り施設へ移る構造的な追い風を受ける。地元の医師と共同で施設を持ち、医師を引きつける仕組みを築いた、日帰り手術の専門運営の立ち位置にいる。
大きな病院ではなく、入院を伴わない日帰りの手術に特化した施設を全米で多数運営し、手術ごとの診療報酬が収益の柱。多くは地元の医師と共同で施設を持ち、整形外科や眼科、消化器などの定型的な手術を低コストで提供する。病院より安く速い手術の場として需要が伸びる。手術の件数と、施設の稼働で稼ぐ構造になっている。
政府や保険の診療報酬の引き下げは、利益を直接削る。医師の確保が難しくなれば、施設の手術の件数が落ちる。多額の借入を抱え、金利の上昇や収益の悪化は財務に緊張を走らせる。施設の買収を重ねた拡大は、高値づかみや統合の失敗が高くつく。景気後退で選択的な手術が先送りされることもある。
配当を出さず、現金を施設の買収と借入の管理に充てる経営。医師との共同所有で手術の件数を確保することを重んじる。整形外科など利益率の高い手術の分野を広げ、大病院からの手術の移行という追い風を取り込む方針が特徴になっている。
手術の件数と、診療報酬、医師の確保に依存する。高齢化で日帰り手術の需要が増え続けるか、政府や保険の診療報酬が保たれるか、共同で施設を持つ医師を確保できるか、そして大病院から日帰り施設へ手術が移る流れが続くかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $8.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.7B(21%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
- 現金・現金同等物$240M
- 他の流動資産$911M
- 固定資産$7B
- 流動負債$616M
- 長期借入金$3.7B
- 短期借入金$99M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.3B
- 売上成長率
- 6.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 11.8%
- 純利益率
- −2.4%
- ROE
- −4.5%
- ROIC
- 5.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $274M
- フリーCF
- $196M
- 営業CFマージン
- 8.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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