まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
既存の治療薬とは異なる、たんぱく質の別の部分に働きかける独自の発想の飲み薬を狙う点が最大の強み。既存の治療を補い、効きの足りない患者の効果を高めることを目指す。狙う難病に的を絞り、既存薬との併用を前提に設計する、遺伝の難病に挑む臨床バイオの立ち位置にいる。
肺や消化器を侵す、遺伝による難病を主な標的に薬を開発するのが事業の柱。この病気は原因のたんぱく質の異常で起き、既存の治療薬があるが、効きが十分でない患者も残る。この会社は、たんぱく質の別の部分に働きかける独自の発想の飲み薬で、既存の治療を補い効果を高めることを狙う。承認薬はまだなく、当面は資金調達で試験を進める段階の構造になっている。
主力候補が試験で効き目や安全性を示せなければ、価値が大きく傷む。既存の治療薬がすでに広く使われており、それを上回る上乗せの効果を示せなければ採用されにくい。承認薬がなく売上が乏しいまま赤字が続き、増資で持ち分が薄まる。同じ難病には大手や同業も取り組み、競合の先行の恐れもある。試験の結果一つで株価が大きく振れる。
配当を出さず、現金を主力候補の試験に集中投下する経営。一度に多くの候補を広げず、狙う難病の候補に資源を絞る。既存の治療を補う独自の発想を軸に、資金調達で承認までの長い赤字の期間をつなぎ、試験の節目で価値を高めていく方針が特徴になっている。
主力候補の試験と、資金繰り、既存薬との併用に依存する。遺伝の難病を狙う主力候補が試験で効き目と安全性を示せるか、既存の治療薬に上乗せして効果を高められるか、承認まで長く続く開発の資金を調達で支えられるか、そして独自の発想が他社にない強みとして評価されるかが、株価を左右する大きな前提になる。
資産 $326M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $307M(94%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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