SiTime は、電子機器の動作の基準となる「時を刻む」部品を、半導体技術で作る専業会社だ。
最大の強みは、従来は水晶を使っていたタイミング部品を、半導体の技術で置き換える独自の立ち位置にある。半導体方式は小型で衝撃や温度に強く、設計を柔軟にできるため、データセンターや通信、車載といった高性能機器ほど採用が進む。古い技術からの置き換えという大きな成長余地を持つ。一方で電子機器の市況の波や、大口顧客への依存はリスクだ。SITM を読むときは、高性能機器でのタイミング部品需要と、水晶からの置き換えの進み具合を軸に見るとよい。

