まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
モノのインターネット向けの省電力無線半導体という分野に特化し、用途ごとに最適なチップと開発のしやすさで支持を集めた点が強み。あらゆる機器がネットにつながる長期の流れの中で、無線通信という欠かせない部分を担う。専門特化ゆえ大手とは違う立ち位置で、つながる機器の広がりを取り込める立ち位置にいる。
家電やセンサー、産業機器などをネットにつなぐための、省電力の無線通信半導体の販売が収益の柱。少ない電力で電波をやり取りするチップを設計し、つながる機器(モノのインターネット)を作るメーカーに供給する。無線通信に特化し、用途に合わせた半導体を提供する。あらゆる機器がネットにつながる流れを取り込んで稼ぐ構造になっている。
景気後退で電子機器の生産が落ちると、半導体の需要が鈍る。半導体は需要と在庫の波が大きく、需要が急に冷えると業績が振れる。大手半導体メーカーとの競争や、無線規格の世代交代、特定の用途への依存も、収益の重しになりうる。つながる機器の普及が想定より遅れると、成長が鈍る面もある。
配当を出さず、利益を無線半導体の開発と、新しい用途・規格への対応に振り向ける成長志向の経営。つながる機器の広がりという長期の流れを取り込むべく、省電力無線という専門分野に集中し、開発のしやすさで支持を保ちながら、半導体の需要の波を乗り越えて稼ぐ力を高める方針が特徴。
つながる機器の需要と、無線半導体の採用、在庫の動向に依存する。家電や産業機器のネット接続が広がり半導体の需要が増えるか、省電力など技術で他社に差をつけられるか、新しい無線規格に対応できるか、そして在庫の調整局面を乗り切れるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.1B(86%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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