安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
大手が危険を嫌って引き受けを絞る沿岸の住宅保険という、需要が満たされにくい市場に的を絞った点が最大の強み。データと技術で危険を細かく見極め、古い手法の同業より適正に保険料を付ける。再保険を厚く使って巨大災害の負担を抑える、技術を使った沿岸保険の新興の立ち位置にいる。
フロリダをはじめとする大西洋岸の州で、ハリケーンの危険が高く大手が敬遠しがちな住宅向けの保険を引き受け、保険料が収益の柱になる。データと技術を使って危険を細かく見極め、適正な保険料を付ける。大きな災害の損失は再保険に転嫁して自社の負担を抑える。集めた保険料と支払う保険金の差で稼ぐ、天候に左右される構造になっている。
大型のハリケーンが直撃すれば、保険金の支払いが集中して一気に損失が膨らむ。再保険の費用が高騰すれば、転嫁しきれず採算が痛む。沿岸への集中は、特定の地域の災害が業績を直撃する弱さになる。新興ゆえに財務の体力が薄く、当たり年が重なれば事業の継続に不安が出る恐れもある。
配当を出さず、現金を契約の拡大と再保険の確保に充てる経営。巨大災害に備える再保険を厚く積み、自社の負担を抑えることを最優先に置く。データで危険を見極める技術を磨き、大手が敬遠する沿岸で慎重に契約を伸ばす方針が特徴になっている。
沿岸の保険需要と、再保険の費用、天候に依存する。大手が引き受けを絞る沿岸で契約を伸ばせるか、巨大災害に備える再保険を手頃な費用で確保できるか、データで危険を見極めて適正な保険料を付けられるか、そしてハリケーンの当たり年を避けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.1B(38%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…