まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
免疫と血管への作用を組み合わせる新しいタイプのがん治療薬に、初期の試験で有望な結果を示してきた点が特徴。患者数の多い肺がんを狙い、成功すれば大型の薬になりうる。著名な経営者が率い、潤沢な資金を背景に大規模な臨床試験を進められる立ち位置にいる。ただし成否は試験の結果次第だ。
がん、とくに肺がんを狙った治療薬の開発が中心で、まだ本格的な販売収益は出ていない。海外の製薬会社から有望な薬の権利を導入し、自社で臨床試験を進めて承認・販売を目指す。免疫の働きと血管への作用を組み合わせる新しいタイプの薬に賭ける。承認されれば大型の販売を見込むが、現段階は開発に資金を投じる段階の構造になっている。
主力薬の臨床試験が期待した結果を示せないと、企業の価値が大きく崩れる。単一の薬への依存が極めて高く、その失敗は致命的になりうる。試験の遅れや、競合の薬が先に承認されること、開発資金を増資で賄うことによる株式の価値の希薄化も、リスクになる。実用化前ゆえ値動きが極端に荒い。
配当を出さず、調達した資金を主力薬の大規模な臨床試験に集中投資する開発段階の経営。患者数の多い肺がんという大きな市場を狙い、導入した有望な薬の試験を世界で進め、承認にこぎ着けて大型の薬に育てようとする、実用化前の成長段階にある方針が特徴になっている。
開発中の主力薬の臨床試験の成否に、ほぼすべてが依存する。大規模な臨床試験で既存の治療法を上回る効果と安全性を示せるか、各国で承認を得られるか、販売体制を整えられるか、そして開発を支える資金を確保できるかが、業績を左右する大きな前提になる。試験結果が企業価値を決める。
資産 $751M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $659M(88%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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