まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
若い世代に根強く支持され、写真や短い動画で気軽に交流する独自の使われ方を確立した点が強み。カメラと拡張現実(現実の映像に情報を重ねる技術)に力を入れ、独自の体験で利用者をつなぎとめる。巨大SNSがひしめく中で、若者という層を押さえた独自の立ち位置を保っている。
写真や短い動画を送り合って交流するSNS「スナップチャット」に表示する広告収入が収益の柱。とくに若い世代に支持され、利用者が見る投稿や動画の合間に広告を流す。利用者が多く、長く使うほど広告枠が増える。これに、有料の追加機能の利用料が少し加わる。若者の利用を集め、広告として収益化して稼ぐ構造になっている。
大手SNSや動画アプリとの競争で利用者や利用時間を奪われると、広告収入が伸び悩む。景気後退で広告費が絞られると、まず削られやすい。個人情報の保護強化で広告の精度が下がること、利用者一人あたりの広告収入が大手に見劣りすること、利益が安定しない体質も、収益の重しになりうる。
配当を出さず、資金をアプリの機能強化と、拡張現実への投資、広告事業の高度化に振り向ける経営。若い世代の支持という強みを生かして利用者と利用時間を伸ばし、広告の精度を高めて一人あたりの収益を上げながら、大手との競争の中で利益の出る体質を目指す方針が特徴。
利用者数と利用時間、そして広告収入に依存する。若い世代の支持を保ち利用者を増やせるか、利用時間を伸ばせるか、広告主に効果の高い広告枠として選ばれるか、そして広告の精度を高められるかが、業績を左右する大きな前提になる。利用者の伸びと広告需要が収益の土台になる。
資産 $7.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.3B(30%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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