Sandisk は、データを保存するフラッシュメモリを作る専業大手で、その業績は製品の「市況」に大きく揺さぶられる会社だ。
メモリはほぼ規格品で各社の差が出にくく、需要と供給のバランス次第で価格が急騰・急落する。だから好況の年は大儲け、不況の年は赤字、と振れ幅が極端になる。ウェスタンデジタルから独立し、メモリ事業に専念できる身軽さを得た。SNDK を読むときは、会社の良し悪しよりも、メモリ市況が今どの局面にあるかを軸に見るとよい。

フラッシュメモリを作れる数少ない世界大手の一角で、長年の技術と量産の蓄積が強み。ウェスタンデジタルから独立し、メモリ事業に専念できる身軽さも持つようになった。
スマホ・パソコン・データセンターでデータを保存するのに使うフラッシュメモリと、その記憶装置の製造・販売が収益の柱。製品はほぼ規格品で価格が市況に連動し、需要と供給のバランスで利益が大きく振れる構造になっている。
供給が需要を上回るとメモリ価格が急落し、利益が一気に赤字へ振れる。工場投資は巨額で回収に時間がかかるため、市況を読み違えると重い負担として残るリスクがある。
配当より、競争に勝つための工場投資と技術開発を優先する市況産業らしい経営。好況期に得た資金を次世代メモリの増産に投じ、市況の波を乗り切る体力づくりを進めている。
自己資本と現金は厚めだが、本業は赤字で資金を消費している段階です。手元現金は今の燃焼ペースで約12年分。黒字化の道筋が焦点になります。
前年からの売上の伸び
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
今の現金燃焼ペースで手元資金がもつ年数。短いほど増資・借入の必要が迫る
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
Sandisk は、データを保存するフラッシュメモリを作る専業大手で、その業績は製品の「市況」に大きく揺さぶられる会社だ。
メモリはほぼ規格品で各社の差が出にくく、需要と供給のバランス次第で価格が急騰・急落する。だから好況の年は大儲け、不況の年は赤字、と振れ幅が極端になる。ウェスタンデジタルから独立し、メモリ事業に専念できる身軽さを得た。SNDK を読むときは、会社の良し悪しよりも、メモリ市況が今どの局面にあるかを軸に見るとよい。
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