安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
膨大な数のメーカーと販売店を結ぶ、巨大な物流と取引の網が最大の強み。多くの製品を扱う規模で仕入れの交渉力を持ち、在庫や与信を肩代わりすることでメーカーにも販売店にも欠かせない。新規参入が難しい規模の事業として、橋渡し役の地位を築いている。
パソコンやサーバー、ソフト、クラウドのサービスといったIT製品を、メーカーから仕入れ、販売店や企業へ卸す仲介が収益の柱。膨大な数の製品を扱い、在庫や物流、与信を肩代わりする。利益率は薄いが、巨大な取扱量と効率的な物流で、メーカーと顧客の橋渡し役として稼ぐ構造になっている。
景気後退で企業のIT支出が絞られると、取扱量が減って薄い利益率がさらに圧迫される。メーカーが販売店へ直接売る動きが強まると、卸の出番が減る。在庫の評価損や、与信先の焦げ付き、価格競争も、収益の重しになりうる。
安定した配当を出しつつ、物流の効率化と、クラウドなど成長分野の取り扱い拡大に力を入れる経営。薄い利益率を巨大な取扱量と効率で補い、伸びる分野へ品揃えを寄せることで、橋渡し役としての規模を生かして稼ぐ力を高める方針が特徴。
企業のIT支出と、取扱量の動向に依存する。企業がパソコンやクラウドにどれだけ投資するか、多くのメーカーと販売店を結ぶ関係を保てるか、そしてクラウドやセキュリティといった伸びる分野の取り扱いを増やせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $34.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $8.5B(25%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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