
SPB
Spectrum Brandsペット、園芸、家庭用品という生活に根ざした複数の分野で、それぞれよく知られた定番ブランドを束ねた品ぞろえが最大の強み。一つの分野に頼らず、分散したブランドで景気や天候の波を和らげる。日用品に近い底堅い需要を、息の長いブランドの束で安定して刈り取る立ち位置にいる。
ペットの餌や用品、園芸の害虫や雑草の対策剤、髭剃りや調理の小型家電といった、家庭で使う消費財の定番ブランドを多数抱え、その販売が収益の柱。小売店やネット通販を通じて売る。それぞれの分野でよく知られたブランドを持ち、生活に根ざした地味な需要を刈り取る。複数の分野に分散したブランドの束で、安定して稼ぐ構造になっている。
景気後退で家計が引き締まると、割高なブランド品から小売の安価な自社ブランドへ客が流れる。原材料や物流の費用の上昇は採算を圧迫する。園芸の害虫対策など一部は天候に左右され、需要が読みにくい。買収と売却で事業を組み替えてきた経緯から、構成の変化が業績を揺らすこともある。
配当を続けながら、事業の買収と売却で構成を組み替え、強い分野に資源を集める経営。広告と棚の確保で定番ブランドの地位を守ることを重んじる。余剰資金を自社株買いにも振り向け、生活に根ざしたブランドの束で安定した稼ぎを保つ方針が特徴になっている。
消費者の支出と、ブランドの維持、原材料費に依存する。ペットや園芸、家庭用品への支出が保たれるか、広告と棚の確保で定番ブランドの地位を守れるか、原材料や物流の費用を価格に転嫁できるか、そして小売の自社ブランドや競合との競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $3.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.9B(57%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$124M
- 他の流動資産$1.1B
- 固定資産$2.2B
- 流動負債$523M
- 長期借入金$556M
- 短期借入金$12M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.8B
- 売上成長率
- −5.2%
- 粗利率
- 36.7%
- 営業利益率
- 4.4%
- 純利益率
- 3.6%
- ROE
- 5.2%
- ROIC
- 4.0%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $204M
- フリーCF
- $165M
- 営業CFマージン
- 7.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $48M
- 配当性向
- 48.2%
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