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S&P Global(旧スタンダード・アンド・プアーズ)のニューヨーク本社。55ウォーター・ストリートのファサードに「Standard & Poor's」の社名と旧McGraw-Hillのマークが掲げられている。
強み
信用格付けと指数という、少数の企業しか担えない寡占的な事業を握る点が最大の強み。一度基準として使われると簡単には置き換えられず、市場のインフラとして高い利益率を生み続けられる。
成長ドライバー
企業や債券の信用力を評価する格付け事業と、市場の動きを示す指数の使用料、そして金融データの提供が収益の柱。少数の企業しか手がけられない寡占的な事業で、高い利益率を生む構造になっている。
リスク
金利上昇や市場の混乱で企業の債券発行が止まると、格付け事業の収入が大きく落ち込む。一方で指数やデータの事業は安定しているため、格付けの波を和らげるが、市場全体の縮小は重しになる。
経営の癖
安定した連続増配と自社株買いで株主に厚く還元する経営。景気に左右される格付けの波を、安定した指数やデータの事業で和らげ、買収で情報サービスを厚くする方針が特徴になっている。
読みの軸
企業の資金調達の活発さと、金融市場の規模に依存する。企業が債券を発行するほど格付けの依頼が増え、指数に連動する商品が広がるほど使用料が伸びる、市場の活況度が前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $61.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $31.1B(51%)。
財務状態スコア
A健全
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
資産 (合計)
$61.2B前期比 +1.6%
182位 / 4,281社 上位10%
- 現金・現金同等物$1.7B
- 他の流動資産$4.6B
- 固定資産$54.9B
負債 (合計)
$30.1B前期比 +11.1%
258位 / 4,239社 上位10%
- 流動負債$7.6B
- 長期借入金$12.4B
- 短期借入金$718M
純資産
$31.1B前期比 −6.1%
83位 / 4,239社 上位10%
自己資本比率の推移
2021
14%
2022
59%
2023
56%
2024
55%
2025
51%
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $15.3B
- 売上成長率
- 7.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 42.2%
- 純利益率
- 29.2%
- ROE
- 14.4%
- ROIC
- 11.6%
296位 / 3,391社 上位10%
売上の5年推移
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $5.7B
- フリーCF
- $5.5B
- 営業CFマージン
- 36.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
133位 / 4,104社 上位10%
78位 / 3,300社 上位10%
フリーCFの5年推移
配当
- 配当総額(年間)
- $1.2B
- 配当性向
- 26.2%
配当の5年推移
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