
STAA
STAAR Surgical目の中に埋め込んで視力を矯正するレンズという、角膜を傷つけず、必要なら取り出せる独自の術式に特化する点が最大の強み。強い近視の患者に向く選択肢として、レーザーの矯正にない利点を持つ。総合の医療機器の会社とは異なり、この専門のレンズに的を絞った、視力矯正の医療機器の立ち位置にいる。
強い近視などの視力を矯正するために、目の中に外科手術で埋め込む小さなレンズを開発・製造するのが事業の柱。レーザーで角膜を削る視力矯正とは異なり、角膜を傷つけずに矯正でき、必要なら取り出せる点を特徴に掲げる。眼科の医師を通じて世界で販売する。売上は中国を中心とするアジアへの依存が大きい。埋め込むレンズの販売で稼ぐ構造になっている。
売上が中国に大きく偏るため、その景気の悪化や消費の冷え込みが業績を一気に直撃する最大の弱点になる。視力の矯正は必需ではない手術で、不況に支出が後回しにされやすい。レーザーで角膜を削る、より普及した矯正との競争も激しい。米中の貿易や規制の摩擦も供給と需要を揺らす。一つの製品への集中ゆえの偏りも抱える。
配当を出さず、現金を製品の改良と、眼科の医師への普及の活動に充てる経営。目に入れるレンズという術式の採用を広げることを重んじる。売上が中国に偏る危うさに備えて、地域の幅を広げることも課題に置きつつ、専門特化の技術で独自の地位を守る方針が特徴になっている。
視力矯正の需要と、中国の市況、医師の採用に依存する。強い近視の人が手術での視力矯正に支出する需要が伸びるか、売上の柱である中国の景気と需要が保たれるか、目に入れるレンズという術式を眼科の医師が広く採用するか、そしてレーザーで角膜を削る矯正との競争に勝てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $452M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $344M(76%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約4年分
- 現金・現金同等物$153M
- 他の流動資産$158M
- 固定資産$140M
- 流動負債$69M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $239M
- 売上成長率
- −23.7%
- 粗利率
- 76.2%
- 営業利益率
- −38.3%
- 純利益率
- −33.6%
- ROE
- −23.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$34M
- フリーCF
- −$40M
- 営業CFマージン
- −14.3%
- 現金ランウェイ
- 約4年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
STAA の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…