STAG
STAG Industrial大都市の一等地での激しい取得競争を避け、各地に点在する物件を割安に取得する独自の戦略が強み。競合の少ない物件を安く仕入れ、賃料との利回りを高めやすい。物流の拡大という需要を取り込みつつ、毎月の配当で個人投資家にも支持される。割安取得に特化した物流REITとして、効率よく規模を広げる立ち位置にいる。
物流や製造に使う倉庫・産業施設を所有し、企業に貸し出す賃料が収益の柱。大都市の一等地より、各地に一棟ずつ離れて建つ物件を中心に、割安に取得する戦略を取る。一棟貸しで長期の契約が多く、安定した賃料が積み上がる。毎月の配当でも知られる。物流向けの産業施設を、効率よく取得・運営して賃料で稼ぐ構造になっている。
景気後退でネット通販や物流が鈍ると、倉庫需要が冷えて空室が増える。一棟貸しゆえ、入居企業が退去すると物件まるごと空室になるリスクがある。金利の上昇は、不動産投資信託の借入負担を重くし、物件取得の採算と株価の重しにもなる。物件の取得競争による価格の上昇も、収益の重しになりうる。
不動産投資信託として毎月の配当で還元しつつ、割安な物件の取得と、入居率・賃料の維持に力を入れる経営。大都市の取得競争を避けて点在する物件を安く仕入れる戦略を生かし、物流の伸びを取り込みながら利回りを高め、安定した賃料収入を積み上げて稼ぐ方針が特徴になっている。
倉庫の入居率と、賃料、物件の取得、物流需要に依存する。ネット通販や物流の拡大で倉庫の需要が強いか、入居率を高く保てるか、契約更新で賃料を上げられるか、そして割安な物件を取得して規模を広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。物流の伸びと取得戦略が収益を左右する。
バランスシート (要約)
資産 $7.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.6B(50%)。
自己資本と借入のバランスは同業の平均より良い
- 現金・現金同等物$15M
- 長期借入金$3.3B
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $845M
- 売上成長率
- 10.1%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 32.4%
- ROE
- 7.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $463M
- フリーCF
- $259M
- 営業CFマージン
- 54.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $284M
- 配当性向
- 103.8%
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