配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
不動産の所有権を保証する権原保険という、米国の不動産取引に欠かせない仕組みで大手の一角を占める規模が最大の強み。蓄積した過去の権利の記録と調査の体制が、新規参入の難しい壁になる。取引の決済や登記の事務まで担い、住宅の売買に必須の保険を提供する専門の立ち位置にいる。
不動産を売買する際に、その所有権に過去の借金や係争などの問題が隠れていないかを調べ、万一の損失を保証する権原保険の保険料が収益の柱。住宅や商業用不動産の取引のたびに必要とされる。あわせて、取引の決済や登記の事務を代行する役務も手がける。米国の権原保険の大手の一角を占める。不動産取引の件数と保険料で稼ぐ構造になっている。
住宅ローン金利が高止まりすると、住宅の売買や借り換えが冷え込み、権原保険の需要が直接細る。権原保険は不動産取引の件数にそのまま連動するため、住宅市場の停滞が業績を大きく揺らす。商業用不動産の取引の低迷も響く。調査の見落としによる保険金の支払いや、業界の価格競争も採算を圧迫する。
配当を続けながら、住宅市場の循環に応じて費用を調整する経営。取引が冷える局面では費用を抑え、活況の局面で稼ぐ。調査と事務の効率化を進めつつ、商業用不動産や決済の役務で収益の幅を広げる方針が特徴になっている。
不動産取引の件数と、住宅ローン金利、商業用不動産の活況に依存する。住宅の売買や借り換えが活発で権原保険の需要が生まれるか、住宅ローン金利が下がって取引が増えるか、商業用不動産の取引が保たれるか、そして調査の精度で保険金の支払いを抑えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.6B(50%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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